日経225投資プット・オプション

プット・オプションの利益と損失

日経225オプション取引のプット・オプションとは、

 

コール・オプションが買う権利であるのに対し、

 

原資産である日経225指数を売る権利のことをいいます。

 

 

 

 

分かりやすく原資産が株の場合で説明すると、

 

ある期日に、ある価格で株を売る権利」となります。

 

たとえば、9月1日に1000円の株を売る権利を50円で買ったとします。

 

 

9月1日・・・・・期日(満期日)
1000円・・・・権利行使価格
50円・・・・・プレミアム

 

 


この場合にプット・オプションの買い手は、

 

9月1日に1000円で株を売る権利を50円で買った」ということになります。

 

 

プット・オプションの買い手はこの権利を必ず行使しなければいけないわけではないのに対し、

 

プット・オプションの売り手は、
プット・オプションの買い手の要求に応じて権利行使価格で株を売る義務を追うことになります。

 

 

しかし、自分が売ったオプションを期日前に買い戻した時には、権利行使に対する義務はなくなります。

 

 

そしてこのケースで、仮に株の価格が950円以下になった場合には、
オプションの買い手が利益を得て、オプションの売り手が損をすることになります。

 

 

しかし逆に950円以上にとどまってしまった場合には、オプションの買い手が損をし、
オプションの売り手が利益を得ることになります。

 

 

たとえば株価が900円になった場合

 

プット・オプションの買い手

 

1000円で売る権利を所有しているため、900円の株を直ちに1000円で売れば100円の利益を得られます。

 

そして、最初にプレミアムとして50円支払っているため、トータルでは50円の利益になります。

 

 

プット・オプションの売り手

 

買い手の要求に応じる義務があるので、時価900円の株を1000円で買いとらなくてはならず100円の損になります。

 

そして、最初にオプションとして50円を受け取っているので、トータル100円の損失になります。

 

 

 

たとえば株価が1100円になった場合

 

プット・オプションの買い手
1000円で売る権利を所有しているが、1100円にあがってしまったので、権利を行使しても意味がないので、権利放棄をすることができます。

 

その場合には、最初にプレミアムとして50円支払っているので、トータル50円の損失になります。

 

 

プット・オプションの売り手
売ったオプションの価格がゼロになったので何もする必要がなくなり利益もありませんが、
最初にプレミアムとして50円を受け取っているので、トータル50円の利益になります。

 

 

 

このようにコール・オプション、プット・オプション共に、オプションの買い手は“損失限定・利益無制限”となります。

 

 

ただし、株価はゼロ以下になることはありません。よってコール・オプションとは違い、プット・オプションでは、正確には無制限の利益が得られるわけではありません。

 

 

それに比べ売り手は買い手とは正反対で、“利益限定・損失無制限”ということになってしまいます。

 

 

プット・オプションの売買では、株価の損益の関係がコール・オプションとは正反対になることは覚えておく必要があります。